【名古屋観光】栄駅周辺を散歩｜中部電力 MIRAI TOWERと地元グルメを堪能【2024年8月】

こんにちは、ぺんたです。

8月前半は、愛知県名古屋市にある『ハミルトンホテル ブルー名駅南』で半月お世話になりました。

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その間、諸事情で『ベッセルイン栄駅前』にも宿泊しました。

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今回は、「ベッセルイン栄駅前」に宿泊した際に、栄周辺を少し散歩した日のことについて書きたいと思います。

ホテルから「中部電力 MIRAI TOWER」へ

宿泊していた「ベッセルイン栄駅前」から徒歩数分で「中部電力 MIRAI TOWER」へ行けるということで、散歩がてら向かうことにしました。

ホテルを出ると、目の前には片側4車線の広い交差点が広がり、活気あふれる栄の街並みが目に飛び込んできます。

初めての場所ということもあり、見える景色すべてが新鮮に感じられました。

交差点の名前は「錦三丁目」。調べてみると、周辺は江戸時代初期の「清洲越し」によって形成された町人町の中心地だったようです。

「清洲越し」とは、徳川家康が名古屋城の築城を命じ、清洲から名古屋へ都市を移転したことです。

その後、昭和中期に名古屋は空襲で被害を受け、戦後の復興計画で広い道路を整備し、防災と交通インフラの向上を目指しました。

名古屋中心部に広い道が多いのは、この歴史的背景が関係しているようです。

「中部電力 MIRAI TOWER」に到着

マップを頼りに数分歩いていると、ビルの隙間からミライタワーが姿を現しました。

タワーのある久屋大通公園では、ちょうどコスプレ関連のイベントが開催されていたようで、多くの人で賑わっていました。

「中部電力 MIRAI TOWER」とは？

中部電力 MIRAI TOWER（旧名古屋テレビ塔）は、日本初の集約電波塔として1954年に名古屋市に建設されました。

もともとは「名古屋テレビ塔」という名称でしたが、2021年に名古屋テレビ塔株式会社が中部電力株式会社とパートナーシップを結んだことをきっかけに「中部電力 MIRAI TOWER」と改名されました。

高さ180mのこのタワーは、1958年に竣工した東京タワーが建設される以前、日本で最も高い建築物でした。実は東京タワーよりも歴史のある建物であることは、今回調べるまで知りませんでした。

当初はテレビ放送用の電波塔として建設されましたが、2011年にアナログ放送からデジタル放送へ切り替わったことを境に、集約電波鉄塔としての役目を終えました。

現在も中部電力 MIRAI TOWERは、名古屋市の象徴的なランドマークとして観光スポットとして広く知られています。2022年には国の重要文化財に指定され、名古屋の歴史的な象徴の一つとなっています。

展望台からは名古屋市街を一望でき、特に夜景が美しいことで有名であり、日本夜景遺産にも認定されています。

アクセス

• 名古屋市営地下鉄 東山線・名城線｢栄｣駅下車 3番出口または4番出口上がって徒歩3分
• 名古屋市営地下鉄 桜通線・名城線｢久屋大通｣駅下車 南改札・4B出口上がってすぐ

久屋大通公園もふらふら散歩

MIRAI TOWERを見た後は、久屋大通公園をふらふらしました。

久屋大通公園の中央にある水盤は、景観が美しく印象的でした。幅が10メートル、長さが80メートルあるとのことです。

さらに、公園全体の長さは約1.4キロメートルもあり、都心にある公園としてはかなり大規模です。

公園中央の水盤を挟むように、両脇には商業施設が並んでいます。RAYARD Hisaya-odori Park（レイヤード ヒサヤオオドオリパーク）は、三井不動産が中心となって開発した施設のようです。

ちなみに、RAYARDというのは三井不動産の新しいブランドで、名古屋のこの施設は、渋谷にあるRAYARD宮下パークに次ぐ第2号の施設とのことです。

ホテルまでの帰り道に『世界の山ちゃん』を見つけました。写真の店舗は『世界の山ちゃん 錦三大津店』です。

名古屋名物といえば手羽先が定番で、その手羽先を広く知らしめたのがこのお店です。1981年に名古屋で創業し、今では日本国内のみならず、海外にも店舗を展開しています。

ちなみに、『世界の山ちゃん』という名前の由来は、もともと『手羽先と串カツの山ちゃん』という店名だったそうです。

創業当時、仕事中にお酒を飲むことが許されていたため、酔った店員が電話にふざけて『世界の山ちゃんです』と応対したことがきっかけで、今の店名になったというエピソードがあるようです。

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「矢場とん」も見つけました。こちらも名古屋発祥のお店です。

創業は1947年（昭和22年）で、当時は小さな大衆食堂としてスタートしたそうです。こんな老舗だったとは知りませんでした。

名古屋のソウルフードである「みそかつ」といえば、矢場とんの名前が浮かびます。

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まとめ

今回は、「ベッセルイン栄駅前」に宿泊しながら、栄周辺を散策した際の出来事について書きました。

名古屋の中心街、栄は歴史ある街並みと現代的な施設が融合したエリアで、ただ歩くだけでも新鮮な発見がありました。

特に「中部電力 MIRAI TOWER」は、名古屋の歴史的なランドマークでありながら、未来を感じさせるような存在で、久屋大通公園もその壮大さに感動しました。

栄周辺は、観光はもちろん、ビジネスやグルメなど幅広く楽しめるエリアです。名古屋を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。