フリーランス

やりがいを見つけるための『目的意識』の大切さ |不安と向き合う時のフリーランス歴7年の考え方

こんにちは、ぺんたです。

このブログでは主にホテル暮らしの情報をお届けしていますが、今回は少し趣向を変えて、フリーランス歴7年の私が日常のふとした瞬間に感じることについて、短く書いてみようと思います。

今回は「やりがい」について書いていこうと思います。

皆さんは、仕事にやりがいを感じていますか?

上司に言われたから。

家族のために。

お金のために。

理由はさまざまあるでしょうし、そのどれもが尊重されるべきものです。

仕事を続ける上での理由に、良し悪しがあるわけではなく、それぞれにとって意味のある理由であればそれが大切なのだと思います。

しかしながら、もし、

「働く目的が見つからない」

「この理由では気持ちが続かない」

と感じていらっしゃる方がいるなら、そのまま働き続けることが非常に負担になるかもしれません。

心身ともに疲れてしまう原因にもなりかねません。

実を言うと、私もそんな悩みを抱えていた時期がありました。

正直、今でもときどきその気持ちがぶり返すことがあります。

自分がしていることが本当に正しいのか、

これが望む未来に繋がっているのか不安になることがあります。

そんな時は、紙に思考を書き出してみたり、よくある書籍にあるような思考法でとりあえず答えを出そうとしたりしています。

でも、そうして出した答えすらも、翌日にはまた不安になったり。

だからといって、何もせず手を止めたままではいられないので、日々、目の前のやるべきことをこなしていくわけですが。

そんな中、最近読んだ本で、「レンガを積む3人の話」がありました。

有名な話のようなので、ご存知の方が多いかもしれません。

その話の概要は、ある旅人が3人の作業者に「何をしているのですか?」と尋ねると、三者三様の答えが返ってきます。

一人目は、「レンガを積んでいるだけだよ」と答えます。

二人目は、「レンガを積んでお金を稼いでいるんだ」と言います。

そして三人目は、「レンガを積んで、みんなが喜ぶ教会を作っているんだ」と語るのです。

仕事の内容は同じでも、それぞれの目的意識によって、仕事に対する捉え方が大きく異なっているわけです。

三人目のように、やりがいは目的意識があってこそ生まれるものかもしれません。

ただ、これは理想論かもしれません。

日々の業務に追われ、そんな高尚な意識を持てる余裕なんてない、という方もいるでしょう。

そんな時は、決して自分を責めず、無理に自分を変えようとせず、

今の状況で頑張っている自分をまずは褒めてあげることが大切だと思います。

利他的な行動の前に、まずは利己的でも良いのです。

自分を第一に大切にして、その中で、ほんの少し利他の視点を取り入れられるようになれば、それが仕事に新たなやりがいをもたらすきっかけになるかもしれません。

利他の意識を持つことはもちろん大切ですが、それ以上にまず、自分自身を大切にすることも忘れずにいたいものです。

自分を優先に、無理なく過ごしながら、少しずつやりがいが感じられるようになるなら、それが最も自然で無理のない働き方なのではないでしょうか。

こうして書きながら、私自身もまた、仕事の意義を見つめ直す日々です。

この言葉をそのまま自分にも向け、ここで記事を締めくくらせていただきます。

それでは。